釣り合いが取れるわけない王女様とのお見合いを破談にしたかっただけなのに、なぜか気に入られて外堀を埋められています。
王女様とお見合い? いやないって。ないない……なんで!?
かたや王女様。かたや子爵の三男。
兄たちになにかあったときのスペアでしかなかった俺が、王女様とお見合い? 婚約?
いやないって。ないない。
どうやってそんなお見合いを取り付けたのかは知らないけど、うまくいくはずがなかった。
だから、これは既定路線。
断られるのは必定だ。世間一般では玉の輿。俺にとっては破滅の道である奇跡は起こるはずがなかったのに――
「あんたに決めたから、よろしく婚約者」
なんで起きてるの!? 奇跡!
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