小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第1話 第三王女 VS 公爵令嬢

 起ききらない頭で考えるには、イリスが来たのは衝撃的すぎる光景だ。ベッドによいしょと腰掛けて、イリスはまだ寝転がっている俺を見下ろしてくる。 「あたしについて来なかったのに、アイシアの実家に行くんだ。ふーん?」 「来たと・・・

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第5話 第三王女の戦場入り

 湖に行きますか? というアイシアからの提案を冷や汗交じりに断って、俺たちは氷の採掘場である地下洞窟を歩いていた。 「本当は関係者以外、立ち入り禁止なんですよ?」  ルシアンだから特別です、と唇に人差し指を当てていたずら・・・

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第4話 氷の妖精は惚れた男を湖の底に連れていく

 絶句している。  そういうことだぞ、とようやく伝わったと思ったら青い瞳がキラキラと瞬またたいた。 「素敵です! ぜひ、ぜひ着よう! すぐに用意……屋敷に早馬を!」 「えー」  なんでそうなる。  普段の口調が交じるくら・・・

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第3話 氷湖祭り

 お祭りをしている街は屋敷から少し離れているそうで、馬車で向かうことになった。  スノーティア公爵の家紋が入った馬車に揺られる……のはいいんだけど、 「なんでメイド服?」 「? ルシアンのお世話をするためです」  きょと・・・

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第2話 公爵令嬢メイドのデートの誘い

 アイシアが気になる。  これは別に女性として気になるとか、そういうことではない。やたら広い食堂にあるひとり寂しく席について、川魚の香草焼きを食べているのだが、背後からの視線が気にかかる。  これでも貴族の端くれではある・・・

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第1話 女の子な理由

 ――おはようございます。  冷たさと温かさ。矛盾した温度を宿す声が耳朶を打つ。疲れた体は重く、不意に瞼を貫いてくる光が脳を刺激する。暗闇に手を伸ばすように枕に顔を埋めると、今度は肩に細い指が触れた。 「起きてください、・・・

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第5話 公爵令嬢との婚約

「――アイシアと婚約してほしい」  既視感のある光景だった。  どこかで聞いて、見たことがある、そんな光景。正夢でも見たのかな? なんて現実逃避したくなるが、涙が出るくらい瞬きしたところで、目の前の見るからに厳格な男――・・・

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第4話 出立は突然に

「ああいうのが好きなの?」  イリスと腕を組んだまま学園から屋敷への道を歩いていると、ぽつりとイリスが尋ねてきた。  ああいうのとはなにを指すのか。  最初はなに? って思ったけど、直前のことを考えれば、アイシアのことか・・・

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