ネカフェで偶然出会ったクラスの優等生。節約のために恋人割を提案されて、気づけば狂った距離感で過ごすようになっていた。
「(パンツが)見えるぞ」「勝手にどうぞ」
俺と灰野はネットカフェのフラットルームで過ごしていた。
恋人割で同じ部屋。
けど、本当に恋人というわけではなく、ただの利害の一致。安くネカフェを使いたいから、一緒にいるだけ。
だから、同じ部屋にいるからって、取り立ててなにかするわけじゃない。
俺は漫画を読んで、灰野はぼーっと寝ているだけ。
娯楽と休息。
それだけのはずなんだけど、最近は距離感が狂い出して――スカートで寝るのはよくないと思うよ、優等生さん?
※この小説は『カクヨム』個人HP『ななよ廻る文庫』に掲載しております※
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