小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第1話 お隣さんで後輩で

 桜舞う入学の季節……には少し早い3月下旬。  春というには肌寒い空気で、雨が降ろうものなら外に出るのも雨脚とともに億劫になっていく。 「冷蔵庫は……空」  時刻はお昼前。  だというのに、冷蔵庫には2Lの水のペットボト・・・

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事実彼女表紙
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-【事実彼女】- 隣に越してきた1番人気の新入生はただの“後輩”なのに、なぜか俺の『彼女』だと勘違いされている。

彼女未満――だけど、共有する時間は彼女以上。 春休みのある日、アパートの隣に引っ越してきたのは、黒髪がよく似合う美少女だった。 ただのお隣さん。 水が出ないと困っていたところを助けたり、引っ越し蕎麦をもらったり。 小さな・・・

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エピローグ 俺のユーリアナ

 鉱輝祭が無事に終わって……というには、騒動の大きさにいまでもめまいを起こすが、どうにか終わって3日が経つ。  相変わらず空は白い雲に覆われ、その雲の粒がひらひらと落ちてくるように雪が降っていた。  今日は学園も平常授業・・・

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第3話 幸せな負け方

「ユーリアナが、国を救う?」 『なにを言っているの?』と、後ろの手が強く握られている最中、アルローズ公爵は訝しむようにこめかみをぴくりと動かした。  突飛な発言だ。  そういう反応になるのは当然だが、とりあえず言っておけ・・・

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第2話 公正公平な国の守護者と交渉す

 大広間は誰かの唾を飲む音が聞こえるくらい静まり返っていた。  耳鳴りが酷い。  その最中、向き合うアルローズ公爵は氷のような瞳を俺に向けていた。 「リュウール子爵家のクルールと申します。お初にお目にかかります。アルロー・・・

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第1話 アルローズ公爵

 アルローズ公爵家と言えば、王国の中でも有数の名家で、王国設立に携わった一族とされている。  現当主は貴族を絵に描いたような人物で、公正公平を旨としているという。  娘のユーリ同様、社交の場にはあまり顔を出さないという話・・・

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第3話 石炭が好き

 食堂で振る舞われている料理は、多種多様だった。  酒はもちろん、肉に魚、山の幸と使われている食材も豊富で、なによりリンゴを使ったパイは絶品だ。 「甘い、とろとろ、濃厚」 「幼児退行しているよ、旦那様」  ユーリに呆れら・・・

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