小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第2話 鉱輝祭の開催

 鉱輝祭は殊の外順調だった。  多くの人が足を運ぶとは言っても、俺が考えていたような市井の祭りとは比べるべくもなかった。  厳かで、上品。  すれ違うことすら難しいほどぎゅうぎゅう詰めになることはなく、学園の展示室を思わ・・・

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第1話 友人のように呼ばれたい王子様

 翌日、陽がようやく上ってきた頃、学園の大広間ではリオネル殿下が最後の調整とばかりに忙しそうに立ち回っていた。  俺とユーリも、母さんから送ってもらった金鉱石や、金細工の数々を並べる必要があったので早入りしたが、忙しい王・・・

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第3話 今晩は一緒にいたいと誘ったら

 その日の晩は、いやに体調が悪かった。  特にお腹の辺りが痛く、離れの小屋にあるソファーに寝転がったまま動けずにいるほどだ。 「別に失敗してもいいだろう。リオネル殿下が依頼したのだから、なにかあれば殿下が悪い。責任は上が・・・

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第2話 side.リオネル 失敗を想定する価値

 憂いも去り、クルールとユーリアナ嬢が席を立って退室していった。  誰もいなくなった部屋で、ようやく肩の力を抜く。ソファーに体を預けて、長く息を吐き出す。 「失敗に慣れている、か」  そう自嘲するクルールを瞼の裏に描くと・・・

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第1話 失敗は慣れていますから

「本当にやれるとはな」  鉱輝祭の前夜。  放課後になってリオネル殿下に呼び出された俺は、当然のように付いてくるユーリと一緒に学園の応接室に来ていた。  ひとまず、問題は片付いたという報告は聞いていたようだが、俺から改め・・・

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第3話 ユーリアナ嬢は今日もわがままです

 空き教室の中央を開けてもらって、そこで作業を進める。  俺だけなら断られただろうが、やはり公爵令嬢というのは偉大だ。簡単に場所を譲ってくれる。  こういう権力の使い方に慣れるのはいけないんだろうけど。  今回は狙っての・・・

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第2話 わがまま貴族たちを従える簡単な方法

 誰かの先頭に立つということはしてこなかった。  役に立たない父さんの代わりに、当主の仕事は母さんが務めていた。  いずれは俺が、と思うも仕事ができるタイプの女傑である母さんの姿を見るとどうにも臆する。  それでもと、家・・・

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第1話 騒動の行き着いた先は第二王子

「やってくれたな」  学園の応接室に俺とユーリを呼び出したリオネル殿下の第一声がこれだった。  もとより厳いかめしい顔立ちだが、そこに不機嫌が乗っているせいか、威圧感が凄まじい。獅子の幻影が見えるほどで、部屋に入った途端・・・

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