小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第3話 偽装婚約者と妹は相性が悪い

「で、どういうことですか、兄さん?」  眦まなじりを釣り上げて、じろっと俺と同じ琥珀の瞳でルルが睨みつけてくる。  突き刺さるくらい視線が鋭い。  頬に冷や汗が伝う。  客室に移動したのはいいものの、鳥ではないルルは都合・・・

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第2話 妹に偽装婚約者を紹介したら、機嫌が急転直下

 本当にユーリを連れてって大丈夫なのか?  旅路の間、そんな不安を覚えたのは1度や2度ではないが、本人は『旦那様のお嫁さんを信じたまえ』の一点張り。  そういうところが信用ならないんだよ。  そんな、快適ながらも騒がしい・・・

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第1話 実家への帰路、馬車の中

 否応なく乗る羽目になった馬車は、思った以上に快適だった。  ふかふかのクッションに広々とした車内。  白の塗装に金の装飾という人目を惹く外観は、小市民な俺には居心地の悪さを感じさせたが、それがどうでもよくなるくらいには・・・

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第3話 偽装婚約者と伴った実家への帰省

「――旦那様?」 「うわっ!?」  気づけば、ユーリの顔が間近にあって驚く。  蒼玉のような丸い瞳が視界一杯でキラキラ輝き、彼女の呼吸で俺の唇が湿りそうな距離。  思わず椅子ごとのけぞる。  叩きつけるような雨の音を跳ね・・・

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第2話 優しくて誠実な男性というのは褒め言葉か

 周囲の変化に戸惑いながらも、なにごともなく授業は進んでいった。  相変わらず視線を感じて落ち着かないけど、それ以上の実害があるわけじゃない。  でも、無言の圧力に気まずさを覚えて、針のむしろに座っている気分だった。  ・・・

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第1話 いい日なると思ったら不吉な予感

 いつもなら、休み明けの学園はやたらとだるい感じるのに、今日は朝から妙に目覚めがよかった。  頭の中のゴミが綺麗さっぱり掃除されたような感覚。  ぐっと体を伸ばして、ベッドから降りる。  その勢いのまま、カーテンを明けて・・・

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第3話 デートを誘った理由と素直な気持ち

 曇り空にもかかわらず、広場は活気に満ちていた。  行き交う露店と人々の声が熱気を生み、まるで灰色の空を追い払うかのようだ。 「こんなに人が集まってるなんて……」  ユーリはレンズのない眼鏡の奥で、目を丸くしていた。  ・・・

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