小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第2話 眼鏡な公爵令嬢

 なんか、見られてる?  広場に向かう途中、街中を歩いていると、やたら通りかかる人たちの視線を感じる。  最初は気のせいかと思ったが……見られてるな、すっごく。  露骨に追いかけてくる視線は俺を通り越して、隣の淑やかなユ・・・

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第1話 校門前でデートの待ち合わせ

 せっかくの休日だというのに、空一面を灰色の雲が支配していた。  日差しのない冷えた風が吹きつけ、まるで俺の鬱屈とした気持ちを代弁しているようだ。 「――私とのデートが憂鬱かな?」 「うわっ!?」  校門の柱に寄りかかっ・・・

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第3話 偽装婚約者をデートに誘う

 翌日、放課後――  薔薇の庭園に足を運ぶと、そこにはいつものようにユーリが紅茶を嗜みながら座っていた。  彼女がいたことに安堵していると、俺の姿を認めたユーリが瞬きをした後「いらっしゃい」と変わらず出迎えてくれた。  ・・・

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第2話 偽装婚約相手のことを寮母さんに相談する

「なるほど」  案内された寮母さんの部屋。  年上の女性の私室に居心地の悪さを覚えながら椅子に座っていると、俺から説明を聞いた寮母さんがそんな呟きを零した。  顔を上げると、寮母さんは紅茶で唇を湿らせ、考えるように瞼を瞑・・・

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第1話 触れてこない彼女と、寮母さんからの偽装ラブレター

 その日のユーリは少し様子が変だった。  いつもなら腕を組んでくるのに、一切触れてこない――そんな小さな違いが、妙に気になる。 「なにかあった?」 「急にどうしたんだい?」  昨夜の宣言通り、男子寮まで迎えに来たユーリ。・・・

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第3話 side.ユーリアナ 公爵令嬢、月下の真実

 旦那様は焦っているけど、私からすれば求婚の牽制当初の目的は果たしたのだから思惑通りと言ってもよかった。  ……少しばかり想定外なことも起こっているけれど。 「誰かに見られたらどうなるか……」 「ふふっ、その方が好都合だ・・・

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第2話 ベッドで眠る君の頬に初めて触れる

 思考が固まる。  時間が止まったように、世界が動かなくなる。  ……あれ、今なにを言われて―― 「ぼーっとしてないで、来なよ」 「あ」  気づけば、腕を取られて引っ張られた。  そのまま逆らえず、ベッドに引きずり込まれ・・・

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第1話 男子寮の自室で、公爵令嬢がベッドに誘う

 男子寮というが、その実態はアパートメントに近い。  ラウンジや食堂はあるが利用するかは自由。  生活するだけなら与えられた部屋だけで完結できる。  ただまぁ、貴族の子息が1人暮らしできるほど生活力に長けているなんて稀で・・・

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