小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第2話 月夜の夜這い

 気もそぞろに、部屋で過ごしていた。  日中のお世話はやってきた執事がして、不便なことはなかったが、頭の中には常にアイシアがいて悶々としていた。執事に訊いても『わかりかねます』と返答が来るだけ。  本当にわからないのか、・・・

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第1話 どんなことでもいたします、だから……

 さて、どうしよう。  やってみるわー、とイリスに言ってみたところで、実のところやれることはあまりなかった。というか、なかった。  毎日アイシアにお世話をされているだけで、アイシアはそれ以上のことをしてこない。スノーティ・・・

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第5話 ボクは――私は……わからない

 見下ろしてくる黒い瞳からどう逃げられるか考えてみる。  左腕には腕輪が嵌められて、右腕はふくよかなアイシアの胸に挟まっている。うん、無理。冷たすぎる視線に凍えそうだけれど、世の中にはどうしようもないこともあるんだ。 「・・・

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第4話 王女様に公爵令嬢との同衾を目撃される

「――すまない」  入ってきて早々、スノーティア公爵に頭を下げられてぎょっとする。  鎖に繋がれているとはいえ、ベッドの上で公爵家当主の相手をするわけにはいかない。だから、椅子を勧めたのだけど、その直後の出来事だった。 ・・・

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第3話 監禁したその理由

 アイシアに閉じ込められてから3日が経った……かもしれない。  最初こそ固く閉じていたカーテンも、アイシアに望めば笑顔で『はい』と頷いて開けてくれた。窓から陽が上って暮れるのを見届けてそれくらいになったと思う。  ただ、・・・

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第2話 一緒に帰るから――それだけは、絶対

「……悪いんだけど、聞こえなかったからもう一度言ってくれる?」  ルシアンを起こしに行こうとしたあたしに、立ち塞がった使用人に努めてキツい口調で言う。王女のあたしが不機嫌だと訴えているのに、スノーティア公爵家の使用人は顔・・・

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第1話 女として初めて彼と出会い、その気持ちを“恋”と決めた。

 ――これからは女として生きていい。  突然、そう告げられたのはスノーティア公爵家に男の子が……弟が生まれたときだった。苦労をかけたな、と労われて跡継ぎ男として生きるという役割がなくなった。  でも、どうしたらいいんだろ・・・

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第6話 誰にも口にできない独占欲と――醜い嫉妬

「ありがとうございます」  ふにゃり、とグラスを受け取ってルーナリアは笑う。  丸みのある顔はそうやって緩むと余計に幼く見える。ゆるふわっとしたお姫様っぽい雰囲気があって、将来美人になるのが約束された造形だ。  第七王女・・・

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