転生しても家庭教師をしていたら、婚約者のいる伯爵令嬢に迫られて逃げられない。
転生して、田舎の村で教師をしていた。
小さな学校で、薄給ながらも生活はできている。前世とあまり変わらない生き方だったけれど、それでもいいと思っていた。
なのに突然、この地を治める伯爵家の当主から家庭教師を頼まれてしまう。
教え子は――伯爵令嬢。
恐れ多いと断ろうとしたけれど、いつの間にか決まっていた。
いまさら嫌ですと断ることもできず、流れに逆らえないまま銀髪碧眼の令嬢、アニスの家庭教師をすることに。
なったものは仕方ない。
そう諦めていたのだけど、
「――ごめん、先生。わたし、先生のこと好きなっちゃった」
告白されて、婚約者がいると知って。
それでも好きです迫ってくる年下の教え子を、僕はどうしたらいいのだろうか。
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