小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第1話 様子がおかしな後輩

 雫後輩の様子が変だ。  それが確信に至ったのは週明けの月曜日のことだった。  玄関の傘立てから適当にビニール傘を取る。  そのまま外に出るとちょうど雫後輩も登校するところで、隣室の玄関から離れていくところだった。背を向・・・

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第3話 正しい先輩と後輩の関係性

 今日の天気は昨日に引き続き曇天だったが、俺の心は晴れやかだった。  これまで感じていた雫後輩の距離感の近さがおばあちゃんに似ていると発覚したからだ。  ……いや、1から10までそれが理由? なんて簡単なことだとは思って・・・

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第2話 side.雨下雫 もう異性としてしか見れない

 知らない男女の写真が並んで、鼻をつく線香の香り。白い花がやけに目を焼く。  ただ、なによりも覚えているのは、わたしの手を強く握って、歯が折れそうなほど食いしばっていたおばあちゃんの顔だった。  当時、わたしは幼稚園の年・・・

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第1話 これからは親戚の子どもみたいに接しよう

 5月だというのに今日は朝から暑く、陽を隠すように雲の傘が広がっているせいか空気がしっとりしている。  肌に張り付いたぬるい空気を感じながら、見知らぬ教員が中間テスト開始の合図を告げた。  カンニング対策に机の中だけでな・・・

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第3話 女の子を押し倒すなんてベタな展開

 駅前のスーパーで買い物をしてアパートに帰ると、雫後輩は自分の部屋を通り過ぎてしまう。そのまま、当たり前のように俺が自分の部屋の鍵を開けるのを後ろで待っていて、なんとも言えない気分になる。  許可したし、いいんだけど。 ・・・

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第2話 女の子に手を握られたら、誰だってドキドキするものだ

「で、どういうことなのかな?」 「顔が近い」  椎茸のようにキラキラした瞳が迫ってきて、俺は名瀬の額を押して距離を取る。  不平不満もなく名瀬はあっさり引き下がるが、その瞳の輝きは消えることなく一層輝いていた。  へふっ・・・

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第1話 恋愛相談ではない。ただの相談。

 俺と友樹では彼女かただの後輩か前提条件が違うとはいえ、辛辣な返しにむっとする。なんか喜んでるのが腹立たしかった。  他人の不幸は蜜の味ですかそうですか。 「やっぱりやめる。変態に相談したのが間違いだった」 「おいおい拗・・・

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