小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第5話 少しだけ……嫉妬した

『初めまして、ルシアン殿』  強制参加で面倒だった俺は、どこぞの屋敷の中庭で壁の花になっていた。集まった同年代の貴族子息子女たちが色とりどりな花々に見惚れている中で、自分が花になっているとかウケるとか1人笑っていた。  ・・・

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第4話 王女様はイケメン公爵令嬢との出会いを知りたい

「結構、広いんだな」  アイシアが案内してくれたサロンは、教室程度の広さがあった。ソファーやテーブル、クッションなんかの調度品もあって、居心地もよさそうだった。  試しに座ってみると、ソファーは深く沈んだ。いいクッション・・・

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第3話 派閥なんて入りたくない

 腕を斜め十字にして、体いっぱいで拒絶するとアイシアに爽やかに笑われてしまった。 「はは、言われると思ったよ」 「なら、提案するなって」 「通ればいいなって思ったから」  かすかに顔を傾けて、少しだけ残念そうに青い瞳が光・・・

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第2話 生徒会になんて入りたくない

 失礼しても? とアイシアが確認してきたので、ひとまず頷く。  微笑みは絶えず、食堂のどこかから、ほぉ……っと感嘆の声が漏れ聞こえてきた。横目で窺うと、近くの席の女子生徒たちが頬を赤らめていて、アイシアに熱っぽい視線を送・・・

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第1話 イケメン公爵令嬢

 いつまでも授業をサボっているわけにもいかない。  学園でも屋敷でもイリスは気にしてなさそうだけど、俺に付き合うように彼女も授業に出ていなかった。なんのために学園に通っているかわからなくなる現状は、あまり授業に熱心じゃな・・・

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第7話 木の幹の後ろでは大きな小動物が鳴いている

 ふけっていた。サボっていた。  入学初日になにやってんだと自分でも思う。けどな? 全校生徒の前であんな公開処刑をなんの宣告もなくされたら、神に仕える神父でも乙女になって逃げ出すわ。  あそこから教室で新入生として挨拶で・・・

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第6話 これ、あたしのだから

 王妃とは軽い挨拶をしてすぐに別れた。  去り際に『いってらっしゃい』と笑顔で手を振ってくれて、本当に王妃というより隣人のお母さんという包容感にあふれている。息子の脛を蹴って追い出した母上とは対照的だった。 「そういえば・・・

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第5話 学園に入学するだけで、結婚するわけじゃない

「お」と、廊下に出るとイリスが立っていた。「はよ」 「はよ」  急に声をかけられて、小動物みたいにびくっとしそうだったが、どうにか抑えて平静を装えた。ひらひらと手を振って応えると、壁にもたれかかっていたイリスがこっちに歩・・・

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第4話 入学の朝は忙しいのに

「で、王妃とどんな話をしてたわけ?」  圧が強い。  屋敷に帰ってきたイリスはずっとこの調子だ。一時は自分の部屋に逃げ込んでいたけど、勝手に入って居座って、本を読んでいる俺の横からずーっと睨んでくるんだから耐えかねて食堂・・・

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