小説一覧カテゴリー: ラブコメ

no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border34

第1話 色ボケていた罪と罰

 少しだけ……色ボケていた自覚はあった。 「~~っ」  ぼふぼふっと力の限り枕を叩く。  それでも、衝動は抑えきれなくて、じたばたと足をバタつかせる。 「りぃつぅうぶふぅぅっ」  枕に顔を押しつけると、声が振動で返ってき・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border34
no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border2

第2話

 なんでかなー、って。  そう思う。 「上手くやれていたと思ってたんだけど」  分室の椅子に座って、項垂れる。  水無月と出会ってからかれこれ2ヶ月。分室で過ごしてきたが、嫌われてはいなかったはずだ。男を毛嫌いしている水・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border2
no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3

第1話

 1日目はそういう日もあるか。  2日目は体調でも悪いのかな。  3日目になると、なにかあったんじゃないかと不安になってくる。それが週末ともなれば、休日に持ち越したくない気持ちも手伝って、行動に起こさせるには十分な動機に・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3
no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border38

第5話 恋人アピールは口づけで

 おっとりした雰囲気におさげがよく似合う女子高生。  見るからに大人しい性格だけど、好きな異性に告白しようという大胆さというか、女子らしい前向きさもある。 「こんにちは」 「あ……こ、こんにちは」  店員にしては控えめな・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border38
no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3

第7話

 その週は音沙汰もなく、何事もなく。  分室の窓からしとしとと降る雨を眺めている毎日だった。水無月も皇先輩たちのことを話題に出すこともなく、本を捲る乾いた音が耳を掠めていく。  そんな静かな日々の翌週だった。放課後の分室・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3
no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3

第6話

 陽が沈み、校舎が茜色に焼けている。  黄昏時の郷愁を感じて、胸が少しだけ重くなった。 「――私は伝えるべきだと思います」  別館の鍵を閉めていると、水無月がそんなことを言い出した。  白浮先輩が帰るまで黙ってだけ我慢し・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3
no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3

第5話

 興奮した様子で鼻息が荒い白浮先輩。  その様子に驚いているのは俺だけじゃなく、水無月も目を丸くして突然入ってきた白浮先輩を見つめている。  ふくよかな胸を激しく上下させて、眦を吊り上げて詰め寄ってくる。 「水陰を止めて・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3
no image
remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3

第4話

「それで、見つかった?」  放課後の分室。  なにもしなかった自称探偵様は、待っていたとばかりに俺から報告をさせる。収穫なし、と伝えるとその顔は露骨に歪んで、わかりやすくはぁー、とため息を吐ついた。 「情けない。たった1・・・

remove_red_eye0 chat_bubble_outline0 favorite_border3