小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第2話 side.リオネル 失敗を想定する価値

 憂いも去り、クルールとユーリアナ嬢が席を立って退室していった。  誰もいなくなった部屋で、ようやく肩の力を抜く。ソファーに体を預けて、長く息を吐き出す。 「失敗に慣れている、か」  そう自嘲するクルールを瞼の裏に描くと・・・

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第1話 失敗は慣れていますから

「本当にやれるとはな」  鉱輝祭の前夜。  放課後になってリオネル殿下に呼び出された俺は、当然のように付いてくるユーリと一緒に学園の応接室に来ていた。  ひとまず、問題は片付いたという報告は聞いていたようだが、俺から改め・・・

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第3話 ユーリアナ嬢は今日もわがままです

 空き教室の中央を開けてもらって、そこで作業を進める。  俺だけなら断られただろうが、やはり公爵令嬢というのは偉大だ。簡単に場所を譲ってくれる。  こういう権力の使い方に慣れるのはいけないんだろうけど。  今回は狙っての・・・

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第2話 わがまま貴族たちを従える簡単な方法

 誰かの先頭に立つということはしてこなかった。  役に立たない父さんの代わりに、当主の仕事は母さんが務めていた。  いずれは俺が、と思うも仕事ができるタイプの女傑である母さんの姿を見るとどうにも臆する。  それでもと、家・・・

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第1話 騒動の行き着いた先は第二王子

「やってくれたな」  学園の応接室に俺とユーリを呼び出したリオネル殿下の第一声がこれだった。  もとより厳いかめしい顔立ちだが、そこに不機嫌が乗っているせいか、威圧感が凄まじい。獅子の幻影が見えるほどで、部屋に入った途端・・・

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第3話 side.ユーリアナ 不本意なサロン参加で、予期せぬ流行を生む

「ユーリアナ様がわたくしのサロンにご参加くださって、夢を見ているような気分ですわ。大変嬉しく思っておりますのよ?」  サロンの主催者が話を振ってきて、私は内心小さく息を吐つく。  こうした他人との関わりを私は嫌っている。・・・

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第2話 嬉しい女性扱い

 必要だろうと思われる材料は取り揃えてある。  あとは学園と懇意にしている業者に頼むだけだったのが、それを自分でやることにした。  非効率で、合理性の欠片もない。  でも、祭りというのならやっぱり自分たちも関わりたいと思・・・

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第1話 祭の準備を始めよう

「愛しい愛しい私の旦那様、君の大好きな妻が迎えに来たよ」  週が明けて、授業が終わった途端の出来事だった。  それはもうご機嫌というか、飼い犬が待ち切れないと言わんばかりに尻尾を振っているような顔で、教室までユーリが迎え・・・

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