小説一覧カテゴリー: ラブコメ

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第3話 どうでもいいことでも気になる……女の子だから

 これで2回目か――なんて、心の中で雫後輩が家に上がった回数を数えてしまう。  前回は朝だったが、今回は夜。  深夜と呼ぶにはまだ早いが、それもあと一歩という遅い時間帯だ。  順調に段階が進んでいる気がしてならない。なん・・・

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第2話 クラスの女子は後輩女子をからかいたい

「なにって」  心の表面に結露のような汗が浮かぶ。  物言わぬジト目がやけに空恐ろしく感じる。別に本当に浮気をしたわけじゃないので、言い訳をする必要がない。というか、付き合ってすらいないのだから、浮気判定にすらないはずだ・・・

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第1話 クラスの女子は恋バナが好き

 問題は次々にやってくる。  人生とはハードル走のようなものと知らない誰かが例えた。それはきっと間違いではなく、こうして笑顔で迫ってくるクラスメイトの女子を目の前にすると、なるほどと納得してしまう。また問題だ、と。  ま・・・

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第3話 夢を手伝うのが、わたしの幸せの形

「うーん」  悩むように唸って、雫後輩が苦笑いを浮かべる。 「華先輩の夢を応援したいからー、じゃだめ?」 「だめ」 「バッサリだ」  当然だろう。 「もともとそれが嘘だなんて思ってないから。でも、それだけであれやそれやし・・・

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第2話 他人の夢のために努力する彼女

「里波りなみ、ヒモなの?」  放課後。  クラスの友人にそんなことを言われた俺は、どんな顔をするのが正解なのか。  驚愕か、呆れか。 「あのぉ……振り上げた拳を下ろしてもってもいいでしょうか?」  殺意だったらしい。  ・・・

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第1話 玄関を開けるとお金を渡そうとしてくるお隣さん

 玄関を開けて女性がお金の入った封筒を渡してくるのを傍から見たとき、人はなんて思うのだろうか。  ヒモ男?  貢がれている?  それとも、詐欺? 「はい、どうぞ」 「……月曜の朝からなにしてんだ」 「なにって、お金を渡そ・・・

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第3話 将来の夢はお花屋さん

 驚いたように、雫後輩の目が丸くなる。  そのあとにすぐに「あ……」と零して、申し訳無さそうに目を伏せた。 「ごめん、華先輩って呼び方」 「あー、違う違う」  手を振って否定する。  話の順番を間違えたか。そう取られても・・・

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第2話 華という名前が嫌いだった

「ローズアーチ、好きなんだよ」  赤い薔薇で飾られているアーチ状の入口。  薔薇園の玄関ではどこでも似たようなものが見られるが、いつ見ても心を惹き寄せるものがある。 「それは、なんで?」 「不思議な世界への入口」  端的・・・

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